東京外国為替市場概況・12時 ドル円 調整売り

 16日の東京外国為替市場でドル円は調整売りが優勢。12時時点では148.87円とニューヨーク市場の終値(149.28円)と比べて41銭程度のドル安水準だった。昨日急上昇の反動で148.74円まで調整の売りに押された。時間外の米10年債利回りが3.89%台まで低下した動きも重しとなった。ただ、日本株の大幅高が支えに押し目には買いも入っている。

 ユーロ円もじり安。12時時点では163.48円とニューヨーク市場の終値(163.80円)と比べて32銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げにつられ163.35円まで下押した。日経平均は堅調地合いを維持し1000円超高で前引けしたが、円相場の反応は引き続き鈍い。

 ユーロドルは12時時点では1.0981ドルとニューヨーク市場の終値(1.0972ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。時間外米長期金利の低下がドルの重しとなり、1.0983ドルまでわずかに買いが優勢。ただ、本日これまでのレンジは12Pips程度と動意は鈍い。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.74円 - 149.35円
ユーロドル:1.0971ドル - 1.0983ドル
ユーロ円:163.35円 - 163.88円

(金)
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