ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では145.58円と22時時点(145.63円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。22時前に一時145.75円と日通し高値を付けたものの、米10年債利回りが低下に転じると伸び悩んだ。一目均衡表転換線が位置する145.40円を上回る水準では戻り売りなども出やすかった。
 なお、8月米シカゴ購買部協会景気指数は46.1と予想の45.5を上回った一方、8月米ミシガン大学消費者態度指数確報値は67.9と予想の68.0を若干下回った。

 ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.1068ドルと22時時点(1.1069ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。22時過ぎに一時1.1054ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。米長期金利が低下に転じたことなどが相場を下支えした。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では161.14円と22時時点(161.19円)と比べて5銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.66円 - 145.75円
ユーロドル:1.1054ドル - 1.1095ドル
ユーロ円:160.19円 - 161.33円


(中村)
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