ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、弱含み

 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。2時時点では145.00円と24時時点(145.34円)と比べて34銭程度のドル安水準だった。ロンドン16時のフィキシング通過後はドル売り円買い戻しが優勢に。米長期金利の上昇幅縮小も重しとなり、145円を割り込んで144.91円前後まで下押しした。

 ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.1081ドルと24時時点(1.1070ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。全般ドル売り戻しが強まるなか、1.1088ドル付近まで持ち直した。ただ、一部ユーロクロスの弱含みに上値を抑えられた。
ユーロポンドは欧州前半につけた約1カ月ぶりの安値0.8403ポンドまで再び売られた。

 ユーロ円は上値が重い。2時時点では160.68円と24時時点(160.89円)と比べて21銭程度のユーロ安水準。ドル円につれ安となっていたところにユーロドルの上昇が一服すると、2時前には160.61円まで売り押された。堅調なダウ平均が史上最高値を更新したものの、ユーロ円の反応は鈍かった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.22円 - 145.55円
ユーロドル:1.1056ドル - 1.1140ドル
ユーロ円:160.03円 - 161.27円


(小針)
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