欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円、堅調

 2日の欧州外国為替市場でユーロ円は堅調。20時時点では162.46円と17時時点(162.09円)と比べて37銭程度のユーロ高水準だった。欧州勢が円売りで参入した流れが続いたほか、仏独ユーロ圏の8月製造業PMI改定値が上振れしたことによるユーロ買いも合わさり、一時162.63円まで上昇。ただ、その後は先月23日高値162.71円が目先の抵抗として意識されたほか、欧州株が小幅安となったこともあり、162円台半ばでもみ合いとなった。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.1066ドルと17時時点(1.1066ドル)とほぼ同水準だった。仏独ユーロ圏の8月製造業PMI改定値の上振れを受けて17時過ぎに1.1077ドルまで買われるも一時的となり、その後は1.10ドル台後半での往来が続いた。

 ドル円は底堅い。20時時点では146.81円と17時時点(146.47円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。欧州勢が円売りで参入した流れを引き継ぎ、146.85円まで上値を広げて本日高値を更新。その後146.60円前後まで下押すも一時的となり、20時前には146.80円台まで再び切り返した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.78円 - 146.85円
ユーロドル:1.1042ドル - 1.1077ドル
ユーロ円:161.03円 - 162.63円


(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。