東京外国為替市場概況・10時 ドル円 しっかり

 3日の東京外国為替市場でドル円はしっかり。10時時点では147.12円とニューヨーク市場の終値(146.92円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。一時146.67円まで調整の売りに押されたが、続伸の日経平均の上げ幅拡大や時間外の米10年債利回りの上昇も支えに下値の堅い動き。昨日の高値147.17円を上抜けし147.21円まで8月20日以来の高値を更新した。

 ユーロ円は底堅い。10時時点では162.72円とニューヨーク市場の終値(162.66円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に162.32円まで売りに押されたが、ドル円が上昇に転じたことや日経平均の堅調な動きを支えに162.80円まで切り返した。

 ユーロドルは10時時点では1.1060ドルとニューヨーク市場の終値(1.1072ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米長期金利の上昇が重しとなり、1.1059ドルまで小幅安となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.67円 - 147.21円
ユーロドル:1.1059ドル - 1.1073ドル
ユーロ円:162.32円 - 162.80円

(金)
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