ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い戻し

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し。2時時点では145.76円と24時時点(145.57円)と比べて19銭程度のドル高水準。東京高値から2円超下落し、先週末の米PCEデフレーター発表前後の水準まで戻した達成感もあり、買い戻しが優勢になった。3.81%台まで低下した米10年債利回りが3.85%台まで回復したことも支えになり、1時前には145.90円台まで戻した。

 ユーロドルは小動き。2時時点では1.1039ドルと24時時点(1.1042ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。引き続き狭いレンジ内で方向感なく小幅に上下を繰り返した。なお、ナーゲル独連銀総裁は「インフレの大波は終わった」としたものの、9月の利下げについては明言を避けた。
 
 ユーロ円も売り一服。2時時点では160.91円と24時時点(160.73円)と比べて18銭程度のユーロ高水準。ドル円に総じて連れた動きになり、160.50円を底に1時過ぎには161.10円台まで戻した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.16円 - 147.21円
ユーロドル:1.1033ドル - 1.1073ドル
ユーロ円:160.50円 - 162.80円


(松井)
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