東京外国為替市場概況・17時 ドル円、強含み

 10日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。17時時点では143.61円と15時時点(143.15円)と比べて46銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが3.72%台まで上昇したことや、ダウ、ナスダック先物がプラス圏を回復したことで17時過ぎには143.67円まで強含み日通し高値を更新した。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.1037ドルと15時時点(1.1039ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円が堅調に推移するものの、ユーロポンドは0.8425ポンドまで下がるなど、ユーロクロスの動きは方向感が定まらない。ユーロドルも1.10ドル前半で小幅の上下にとどまっている。

 ユーロ円は堅調。17時時点では158.50円と15時時点(158.02円)と比べて48銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて一時158.57円まで買われ堅調推移。独DAXがプラスに転じたことや、英FT100も下げ幅を縮小していることも支えになった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.86円 - 143.67円
ユーロドル:1.1028ドル - 1.1043ドル
ユーロ円:157.71円 - 158.57円


(松井)
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