ユーロドル、上昇一服 前日の高値1.1055ドルが目先レジスタンス

 ユーロドルは上昇が一服。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が理事会後の会見で「9月はエネルギーの動向により低いインフレ率を示す可能性が高いものの、第4四半期には再び上昇する」「金利の道筋は事前に決定されていない。10月の会合については一切約束されていない」などと発言するとユーロ買い・ドル売りで反応。22時過ぎに一時1.1041ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、前日の高値1.1055ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が上昇に転じたことも相場の重し。23時33分時点では1.1033ドル付近で推移している。


(中村)
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