東京外国為替市場概況・15時 ドル円、買い戻し

 17日午後の東京外国為替市場でドル円は買い戻し。15時時点では140.70円と12時時点(140.58円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。後場に日経平均株価が下げ幅を縮小したことで、140.81円前後まで買い戻された。その後140.50円台まで売られるものの、米10年債利回りが3.63%台まで上昇したことで下値も限られた。

 ユーロ円も下げ渋り。15時時点では156.55円と12時時点(156.42円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しにつれて156.60円台まで反発し、下げ渋った。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.1127ドルと12時時点(1.1126ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。本日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅が不透明な中、NYカットオプション(1.1120ドル、1.1125ドル、1.1130ドル)が値動きを抑制する展開が続いた。
  
本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.32円 - 141.23円
ユーロドル:1.1122ドル - 1.1133ドル
ユーロ円:156.15円 - 157.10円

(山下)
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