東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 17日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では140.58円とニューヨーク市場の終値(140.62円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。日経平均の下げ幅拡大が重しとなる中で140.32円まで下落するも、下げの勢いが一服すると140.60円台まで値を戻した。なお、日経平均は3万6000円を割り込んで前場の取引を終えている。

 ユーロ円も下げ一服。12時時点では156.42円とニューヨーク市場の終値(156.54円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。日経平均が下げ幅を拡大する中でドル円と共に下値を試す動きが強まり、156.15円まで下値を広げた。もっとも、ドル円同様に下押しが一巡すると156.40円台まで押し戻されている。

 ユーロドルは方向感に乏しい。12時時点では1.1126ドルとニューヨーク市場の終値(1.1133ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。円主体の動きであったため、1.1130ドル前後で方向感に乏しい展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.32円 - 141.23円
ユーロドル:1.1122ドル - 1.1133ドル
ユーロ円:156.15円 - 157.10円



(川畑)
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