NYマーケットダイジェスト・17日 株まちまち・金利上昇・円安
(17日終値)
ドル・円相場:1ドル=142.41円(前営業日比△1.79円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.27円(△1.73円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1114ドル(▲0.0019ドル)
ダウ工業株30種平均:41606.18ドル(▲15.90ドル)
ナスダック総合株価指数:17628.06(△35.93)
10年物米国債利回り:3.64%(△0.03%)
WTI原油先物10月限:1バレル=71.19ドル(△1.10ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2592.4ドル(▲16.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月米小売売上高
(前月比) 0.1% 1.1%・改
(自動車を除く前月比)0.1% 0.4%
8月米鉱工業生産
(前月比) 0.8% ▲0.9%・改
設備稼働率 78.0% 77.4%・改
9月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
41 39
7月米企業在庫
(前月比) 0.4% 0.3%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は6日ぶりに大幅反発。8月米小売売上高や8月米鉱工業生産、9月米NAHB住宅市場指数などが予想を上回ると、米経済の底堅さが意識されて米長期金利の上昇とともに円売り・ドル買いが先行。日経平均先物の上昇を背景にリスク・オンの円売りも出た。アジア時間の高値141.23円や前週末の高値141.87円を上抜けると上昇に弾みが付き、取引終了間際に一時142.47円まで上値を伸ばした。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前にポジション調整目的のドル買いも入ったようだ。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、FOMCで0.25%の利下げを予想する確率は37%程度、0.50%の利下げを予想する確率は63%程度となった。一方、エコノミストの間では0.25%の利下げ予想が大勢を占めている。
・ユーロドルは反落。日本時間夕刻に一時1.1146ドルと日通し高値を付けたものの、6日の高値1.1155ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速。米経済指標の上振れや米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出て一時1.1111ドルと日通し安値を更新した。米重要イベントを控えたポジション調整目的の売りも出た。
・ユーロ円は続伸。ドル円の上昇をきっかけに円売り・ユーロ買いが先行。日経平均先物の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが入ると、取引終了間際に158.33円と本日高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに小反落。買い先行で始まったものの、前日に史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが優勢になると下げに転じた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が大幅利下げに動くとの期待が再燃する中、下値も限定的だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。8月米小売売上高や8月米鉱工業生産などが予想を上回ると、米経済の底堅さが意識されて売りが優勢となった。
・原油先物相場は続伸。明日にFOMCの利下げ決定が予想されるなか、米景気回復による需要増への期待が相場を下支えした。
・金先物相場は続落。FOMCの結果公表を控えた持ち高調整の売りが出た。外国為替市場でドル高が進み、ドル建てで取引される金の割高感も意識された。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=142.41円(前営業日比△1.79円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.27円(△1.73円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1114ドル(▲0.0019ドル)
ダウ工業株30種平均:41606.18ドル(▲15.90ドル)
ナスダック総合株価指数:17628.06(△35.93)
10年物米国債利回り:3.64%(△0.03%)
WTI原油先物10月限:1バレル=71.19ドル(△1.10ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2592.4ドル(▲16.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月米小売売上高
(前月比) 0.1% 1.1%・改
(自動車を除く前月比)0.1% 0.4%
8月米鉱工業生産
(前月比) 0.8% ▲0.9%・改
設備稼働率 78.0% 77.4%・改
9月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
41 39
7月米企業在庫
(前月比) 0.4% 0.3%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は6日ぶりに大幅反発。8月米小売売上高や8月米鉱工業生産、9月米NAHB住宅市場指数などが予想を上回ると、米経済の底堅さが意識されて米長期金利の上昇とともに円売り・ドル買いが先行。日経平均先物の上昇を背景にリスク・オンの円売りも出た。アジア時間の高値141.23円や前週末の高値141.87円を上抜けると上昇に弾みが付き、取引終了間際に一時142.47円まで上値を伸ばした。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前にポジション調整目的のドル買いも入ったようだ。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、FOMCで0.25%の利下げを予想する確率は37%程度、0.50%の利下げを予想する確率は63%程度となった。一方、エコノミストの間では0.25%の利下げ予想が大勢を占めている。
・ユーロドルは反落。日本時間夕刻に一時1.1146ドルと日通し高値を付けたものの、6日の高値1.1155ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速。米経済指標の上振れや米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出て一時1.1111ドルと日通し安値を更新した。米重要イベントを控えたポジション調整目的の売りも出た。
・ユーロ円は続伸。ドル円の上昇をきっかけに円売り・ユーロ買いが先行。日経平均先物の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが入ると、取引終了間際に158.33円と本日高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに小反落。買い先行で始まったものの、前日に史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが優勢になると下げに転じた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が大幅利下げに動くとの期待が再燃する中、下値も限定的だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。8月米小売売上高や8月米鉱工業生産などが予想を上回ると、米経済の底堅さが意識されて売りが優勢となった。
・原油先物相場は続伸。明日にFOMCの利下げ決定が予想されるなか、米景気回復による需要増への期待が相場を下支えした。
・金先物相場は続落。FOMCの結果公表を控えた持ち高調整の売りが出た。外国為替市場でドル高が進み、ドル建てで取引される金の割高感も意識された。
(中村)