ニューヨーク外国為替市場概況・19日 ドル円、反発
19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は142.63円と前営業日NY終値(142.29円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数や9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想より強い内容だったことを受けて、円売り・ドル買いが先行。22時過ぎに一時143.77円付近まで値を上げた。
ただ、アジア時間に付けた日通し高値143.95円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。一時は3.76%台まで上昇した米10年債利回りが3.71%台まで上昇幅を縮めたことも相場の重しとなり、5時30分前に142.53円付近まで下押しした。明日の日銀金融政策決定会合の結果公表を前にポジション調整目的の売りが出た面もあったようだ。
結局、東京午前に付けたレンジ(安値141.89円、高値143.95円)内での方向感に乏しい展開となった。
ユーロドルは続伸。終値は1.1162ドルと前営業日NY終値(1.1119ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ高水準だった。欧州市場では独株式指数(DAX)が史上最高値を更新するなど、欧州株相場が堅調に推移したことでリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが進行。前日に米連邦準備理事会(FRB)が大幅利下げを決めたのを受けて、ユーロ買い・ドル売りが入りやすい面もあり、19時前に一時1.1179ドルと日通し高値を付けた。
NY市場では米経済指標が良好な内容となったことなどが相場の重しとなり、1.1117ドル付近まで下押しする場面もあったが、売りが一巡すると再び強含む展開に。米金利が上昇幅を縮めたことにつれて1.1168ドル付近まで持ち直している。
ユーロ円は反発。終値は159.20円と前営業日NY終値(158.20円)と比べて1円程度のユーロ高水準。欧州時間に一時159.97円と4日以来の高値を付けたものの、NY市場に入ると徐々に上値が重くなった。24時前には158.83円付近まで上値を切り下げた。
米株式市場ではダウ平均やS&P500が史上最高値を更新し、日経平均先物は800円超上昇したものの、相場の反応は限定的だった。
本日の参考レンジ
ドル円:141.89円 - 143.95円
ユーロドル:1.1069ドル - 1.1179ドル
ユーロ円:157.78円 - 159.97円
(中村)
ただ、アジア時間に付けた日通し高値143.95円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。一時は3.76%台まで上昇した米10年債利回りが3.71%台まで上昇幅を縮めたことも相場の重しとなり、5時30分前に142.53円付近まで下押しした。明日の日銀金融政策決定会合の結果公表を前にポジション調整目的の売りが出た面もあったようだ。
結局、東京午前に付けたレンジ(安値141.89円、高値143.95円)内での方向感に乏しい展開となった。
ユーロドルは続伸。終値は1.1162ドルと前営業日NY終値(1.1119ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ高水準だった。欧州市場では独株式指数(DAX)が史上最高値を更新するなど、欧州株相場が堅調に推移したことでリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが進行。前日に米連邦準備理事会(FRB)が大幅利下げを決めたのを受けて、ユーロ買い・ドル売りが入りやすい面もあり、19時前に一時1.1179ドルと日通し高値を付けた。
NY市場では米経済指標が良好な内容となったことなどが相場の重しとなり、1.1117ドル付近まで下押しする場面もあったが、売りが一巡すると再び強含む展開に。米金利が上昇幅を縮めたことにつれて1.1168ドル付近まで持ち直している。
ユーロ円は反発。終値は159.20円と前営業日NY終値(158.20円)と比べて1円程度のユーロ高水準。欧州時間に一時159.97円と4日以来の高値を付けたものの、NY市場に入ると徐々に上値が重くなった。24時前には158.83円付近まで上値を切り下げた。
米株式市場ではダウ平均やS&P500が史上最高値を更新し、日経平均先物は800円超上昇したものの、相場の反応は限定的だった。
本日の参考レンジ
ドル円:141.89円 - 143.95円
ユーロドル:1.1069ドル - 1.1179ドル
ユーロ円:157.78円 - 159.97円
(中村)