東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、軟調

 23日午後の東京外国為替市場でユーロドルは軟調。17時時点では1.1100ドルと15時時点(1.1163ドル)と比べて0.0063ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢の参入後はユーロ売りが先行した。欧州圏の9月製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が軒並み市場予想を下回るとユーロ売りが加速。一時1.1094ドルまで本日安値を更新した。

 ドル円はさえない。17時時点では143.65円と15時時点(144.11円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。アジア時間の午前につけた高値が144.46円と先週末高値の144.49円に届かず、上値の重さが意識された。欧州のクロス円が軟調に推移したことにつれた円買い・ドル売りも入り、一時は143.55円の安値まで下押し。もっとも、先週末NY時間安値の143.47円手前ではいったん下げ止まっている。

 ユーロ円は売り優勢。17時時点では159.45円と15時時点(160.87円)と比べて1円42銭程度のユーロ安水準だった。ユーロ売りの流れに沿って159.31円まで下値を広げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.55円 - 144.46円
ユーロドル:1.1094ドル - 1.1170ドル
ユーロ円:159.31円 - 161.19円

(岩間)
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