26日の主な要人発言(時間は日本時間)

26日05:48 クーグラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「労働市場がこれ以上弱まるのは望んでいない」
「住宅を除くインフレ指標は2%近くだが、それは我々の目標ではない」
「インフレ率が2%に到達するにはまだ時間がかかる」
「我々は金利の再調整を開始した」
「金利の正常化を継続する必要がある」
「中立金利については不確実性が大きいため、我々はあまり注意を払っていない」

26日08:54 7月30-31日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
「ある委員は今後も、経済・物価の反応を確認しつつ、適時かつ段階的に利上げしていく必要があるとの見方を示した」
「ある委員は、長らく短期金利を引き上げた経験がないわが国では、中立金利の水準を巡る不確実性が大きいと指摘」
「ある委員は、中長期の予想物価上昇率が2%にアンカーされていないもとで、引き続き物価は下方リスクに脆弱と指摘」
「一人の委員は、金融政策の正常化が自己目的になってはならないと述べた」
「ある委員は中立金利は最低でも1%程度とみており、急ピッチの利上げを避けるためには、今後も、経済・物価の反応を確認しつつ、適時かつ段階的に利上げしていく必要がある」

26日23:27 イエレン米財務長官
「労働市場は以前よりやや緩んでいる」
「銀行システムは十分な資本を備えている」
「米労働市場、インフレからソフトランディングへの道をたどっていることが示唆されている」
「FRBは金利がさらに下がると予想しているようだ」
「インフレの最後の砦は住宅だ」
「現在、インフレはかなり低下しており、インフレ調整後の実質賃金は再び上昇し始めている」
「インフレはバイデン政権の最優先事項であり続ける」
「米ドルの価値は市場によって決定されるべき」
「極端なケースとしてのドル介入は想像できる」

27日04:00 メキシコ中銀声明
「4対1で金利引き下げを決定」
「1人の委員は金利据え置きを主張」
「インフレによりさらなる利下げの議論が可能になる可能性」
「2024年第4四半期のインフレ率は4.3%と予測」

※時間は日本時間


(中村)
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