東京外国為替市場概況・17時 ドル円、買い戻し

 30日午後の東京外国為替市場でドル円は買い戻された。17時時点では142.38円と15時時点(141.71円)と比べて67銭程度のドル高水準だった。15時過ぎにも下値を試すも、再び141.65円付近で支えられた。東京昼前から売りが続いた反動で142円台を回復。時間外の米10年債利回りの上昇も後押しに、17時頃には142.44円近辺まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は持ち直す。17時時点では159.06円と15時時点(158.23円)と比べて83銭程度のユーロ高水準だった。15時30分前に158.11円まで日通し安値を更新するも、その後はドル円同様に買い戻しが優勢に。欧州株は弱含みスタートだったが、この日も上海総合が大幅高で終えたことも支持材料に17時過ぎには159.20円台まで水準を切り上げた。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.1176ドルと15時時点(1.1166ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。15時過ぎに1.11ドル半ばの底堅さを確認すると、欧州勢の本格参入とともにじり高となった。17時過ぎには1.1184ドルまで買われ、本日レンジの上限を広げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.65円 - 142.95円
ユーロドル:1.1154ドル - 1.1184ドル
ユーロ円:158.11円 - 159.65円


(小針)
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