ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、弱含み

 30日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。24時時点では1.1158ドルと22時時点(1.1189ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ安水準だった。9月米シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回るとユーロ売り・ドル買いが先行。月末・期末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ売り・ドル買いのフローが観測されると、一時1.1141ドルと日通し安値を更新した。

 ドル円は上昇が一服。24時時点では143.03円と22時時点(142.95円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。予想を上回る米経済指標を受けて円売り・ドル買いが出ると一時143.19円と日通し高値を付けたものの、米10年債利回りが上昇幅を縮めると伸び悩んだ。市場では「一目均衡表転換線が位置する143.47円が戻りの目処として意識されている」との声が聞かれた。

 ユーロ円は24時時点では159.58円と22時時点(159.95円)と比べて37銭程度のユーロ安水準。22時前に一時159.98円と本日高値を付けたものの、ドル円の伸び悩みやユーロドルの下落につれた売りが出ると159.23円付近まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.65円 - 143.19円
ユーロドル:1.1141ドル - 1.1209ドル
ユーロ円:158.11円 - 159.98円

(中村)
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