ドル円 143.40円OP期限切れ後は、下値OPの相場引き下げ作用に注意

 ドル円は144円台へ戻したものの、本日NYカット分ほか大きめなポジションを含む複数のオプション(OP)が観測される144.00円付近の同レンジで伸び悩んだ。

 143.40円にある本日NYカットOPが下押し局面で支えになると期待できる一方、気掛かりなのは期限が来週ではあるものの143.30円から143.20円にかけて置かれたドル・コール(買い権利)OPが及ぼす可能性のある相場引き下げ作用。詳細な売買の内容次第ではあるが、143.40円OP期限切れ後の下押しに注意が必要か。

(関口)
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