東京マーケットダイジェスト・1日 円安・株大幅高

(1日15時時点)
ドル円:1ドル=144.27円(前営業日NY終値比△0.64円)
ユーロ円:1ユーロ=160.67円(△0.73円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1137ドル(△0.0002ドル)
日経平均株価:38651.97円(前営業日比△732.42円)
東証株価指数(TOPIX):2690.78(△44.84)
債券先物12月物:144.70円(△0.05円)
新発10年物国債利回り:0.850%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
     <発表値>   <前回発表値>
8月完全失業率
        2.5%    2.7%
8月有効求人倍率
        1.23倍   1.24倍
日銀・企業短期経済観測調査(短観、9月調査)
大企業製造業の業況判断指数(DI)
        13      13
大企業非製造業の業況判断指数(DI)
        34      33
大企業製造業DI 12月見込み
        14      14
大企業非製造業DI 12月見込み
        28      27
大企業全産業設備投資
前年度比   10.6%    11.1%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。9月19-20日開催分の日銀金融政策決定会合における主な意見で利上げを急がない姿勢が確認されると、株価の上昇とともに円売りが先行した。いったんは143.60円台まで押し戻される場面もあったが、海外勢のショートカバー主体で再び上値を試す動きとなり、一時144.46円まで値を上げた。

・ユーロ円も強含み。日本株高やドル円の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、一時160.88円まで上値を伸ばした。

・ユーロドルはもみ合い。この日も円絡みの取引が中心となったため、1.11ドル台前半のレンジ内でもみ合いとなった。

・日経平均株価は大幅反発。前日に急落した反動から自律反発狙いの買いが入った。外国為替市場で円安が進んだことも相場を押し上げ、株価指数先物主導で一時800円近く上昇する場面も見られた。

・債券先物相場は反発。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで144円56銭まで売りに押されたが、日銀決定会合の主な意見で利上げを急がない姿勢が示されると買い戻しが入った。

(岩間)
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