東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

 3日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では146.55円と12時時点(146.78円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。野口日銀審議委員が「経済・物価見通しが実現していけば、ゆっくり緩和調整」と述べたことで、146.52円前後まで弱含みに推移した。

 ユーロ円も弱含み。15時時点では161.61円と12時時点(161.98円)と比べて37銭程度のユーロ安水準だった。野口日銀審議委員の発言を受けて、一時161.57円まで下値を広げた。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.1027ドルと12時時点(1.1036ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが3.79%付近で高止まりしていたことで、1.1025ドルまでわずかに下値を広げた。
 
 ポンドドルは、「ベイリー英中銀総裁、より積極的な利下げの可能性を指摘」というガーディアン紙の観測記事を受けて、1.3169ドルまで下落した。ポンド円も193.04円まで下落した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.29円 - 147.24円
ユーロドル:1.1025ドル - 1.1049ドル
ユーロ円:161.57円 - 162.49円

(山下)
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