ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では146.00円と24時時点(146.19円)と比べて19銭程度のドル安水準。3.81%台まで上昇していた米10年債利回りが3.77%台まで戻したことで、146.26円を頭に買いは一服となった。しかし、戻りも145.90円台までで浅く、底堅さを維持している。

 ユーロドルは売り一服。2時時点では1.1047ドルと24時時点(1.1036ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の上昇が収まったこともあり、ユーロドルも売りが一服となり1.10ドル半ばでもみ合い。なお、複数の欧州中央銀行(ECB)要人の発言が出ているものの、市場の反応は限定的だった。
 
 ユーロ円も高値圏を維持。2時時点では161.29円と24時時点(161.33円)と比べて4銭程度のユーロ安水準。1時過ぎに161.49円まで上値を広げ、その後もドル円が底堅いことで高値圏を維持している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.43円 - 146.26円
ユーロドル:1.1033ドル - 1.1083ドル
ユーロ円:158.71円 - 161.49円


(松井)
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