ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、売り一服

 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売り一服。4時時点では143.66円と2時時点(143.63円)と比べて3銭程度のドル高水準。イランによるイスラエルに対するミサイル攻撃が完了したこともあり、リスク回避の動きはいったん収まり売りは一服し、ドル円は143.90円近辺まで買い戻された。もっとも、今後のイスラエルの反撃なども懸念されていることで144円台まで買い戻す勢いはなかった。米債券市場も中東情勢の緊迫化で3.69%台まで低下していた米10年債利回りが、3.74%台まで上昇したこともドルの支えになった。

 ユーロドルは小幅に買い戻し。4時時点では1.1072ドルと2時時点(1.1054ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準。中東情勢の動きがいったんは収束していることもあり、ユーロドルは小幅に買い戻された。

 ユーロ円は下げ渋り。4時時点では159.05円と2時時点(158.76円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。リスク回避の動きで下落していたダウ平均がほぼ横ばいまで戻したこともあり、ユーロ円も下げ渋り159円台を回復した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.98円 - 144.53円
ユーロドル:1.1046ドル - 1.1144ドル
ユーロ円:158.38円 - 160.91円


(松井)
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