ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、もみ合い

 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。2時時点では143.63円と24時時点(143.60円)と比べて3銭程度のドル高水準。イランがイスラエルへの攻撃を準備しているとの報道で、乱高下したドル円だがいったんは落ち着きを取り戻し143.90円台まで戻した。しかし、「イランがイスラエルに向けてミサイルを発射、75分以内に目標に到達する」との報道が流れると、再び上値が抑えられ143.20円台まで下押しした。ただし、一方的な動きにはなれず143円半ばまで戻し再びもみ合い。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.1054ドルと24時時点(1.1076ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ安水準だった。地政学リスクを意識したユーロ売り・ドル買い基調は変わらず、ミサイル発射の報道とともに1.1048ドルまで弱含んだ。
 
 ユーロ円は上値が重い。2時時点では158.76円と24時時点(159.06円)と比べて30銭程度のユーロ安水準。イランのミサイル発射報道を受けて158.45円付近まで下押し日通し安値に近づいた。その後の戻しも浅く上値が重い展開が続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.98円 - 144.53円
ユーロドル:1.1048ドル - 1.1144ドル
ユーロ円:158.43円 - 160.91円


(松井)
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