ドル円 材料ともなう動きでOPの動意抑制は限定的も、147円OP前後の推移には注意

 ドル円は日銀の早期利上げ観測後退や米大幅利下げに関する思惑の弱まりといった材料をともなう上昇とあって、オプション(OP)による値動き抑制の効果は限定的か。147.40円超えにストップロスの買いが溜まってきた点には一応留意しておきたい。

 足もとでは複数OPが観測される節目147.00円を上回ったところから146円後半へ下押す動きに。同OPのうち9日NYカット分は相場引き下げ効果の想定できるドル・コール(買い権利)OPとなっている。

(関口)
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