ドル円、上昇一服 148.44円付近で推移

 ドル円は上昇が一服。良好な9月米雇用統計を受けて米大幅利下げ観測が後退すると、米長期金利の急上昇とともに円売り・ドル買いが先行。22時過ぎに一時148.80円と約1カ月半ぶりの高値を付けた。
 ただ、節目の149.00円や8月16日の高値149.35円、同月15日の高値149.39円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利の上昇が一服したことも相場の重し。23時18分時点では148.44円付近で推移している。
 なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、11月6-7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げを予想する確率は前日の32.1%から7.6%程度まで低下した。

(中村)
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