今日の株式見通し=堅調か 米国ではインフレ懸念が後退しハイテク株が買われる
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は126ドル高の42080ドルで取引を終えた。原油価格が大幅に下落し、10年債利回りも低下したことで、インフレ再燃に対する警戒が大きく後退。エヌビディアやインテルが4%台の上昇となるなど、ハイテクグロース株を中心に買いが入った。ドル円は足元148円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて415円高の39375円、ドル建てが565円高の39525円で取引を終えた。
米国株高を好感した買いが入ると予想する。米金利に上昇一服感が出てきてもドル円はそれほど円高(ドル安)には振れておらず、日本株はきのうの大幅安に対する買い戻しの動きが活発になると期待できる。今週は10日に米9月消費者物価指数(CPI)、11日に米9月生産者物価指数(PPI)の発表があり、このタイミングで米国のインフレに対する警戒が和らいできたのは良い流れ。市況関連には原油安が重荷となるが、他の多くの銘柄が上昇することで、楽観ムードの強い地合いが醸成されるだろう。日経平均の予想レンジは39200円-39700円。
(小針)
米国株高を好感した買いが入ると予想する。米金利に上昇一服感が出てきてもドル円はそれほど円高(ドル安)には振れておらず、日本株はきのうの大幅安に対する買い戻しの動きが活発になると期待できる。今週は10日に米9月消費者物価指数(CPI)、11日に米9月生産者物価指数(PPI)の発表があり、このタイミングで米国のインフレに対する警戒が和らいできたのは良い流れ。市況関連には原油安が重荷となるが、他の多くの銘柄が上昇することで、楽観ムードの強い地合いが醸成されるだろう。日経平均の予想レンジは39200円-39700円。
(小針)