ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロ円、伸び悩み

 15日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は伸び悩み。4時時点では162.52円と2時時点(162.73円)と比べて21銭程度のユーロ安水準。米株主要指数が下げ幅を広げるとリスク回避を意識したユーロ売り円買いがでて、162.50円割れまで上値を切り下げた。米株はダウ平均が一時290ドル超安まで弱含み、ナスダック総合も約1%安まで下げた。

 ドル円は上値が重かった。4時時点では149.27円と2時時点(149.45円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。買い戻しが149.54円近辺で一服すると、軟調な米株や米長期金利の低下を眺めながら水準を切り下げた。一時149.24円までドル安円高に傾いた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。4時時点では1.0887ドルと2時時点(1.0889ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。地合い弱いまま、8月8日安値に並ぶ1.0882ドルまで売られた。一巡後は買い戻しもでたが、上昇幅は限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.85円 - 149.84円
ユーロドル:1.0882ドル - 1.0917ドル
ユーロ円:162.34円 - 163.44円


(小針)
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