ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では149.74円と24時時点(149.62円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。米長期金利が低下幅を広げた場面では149.50円台で伸び悩むも、金利低下が一服すると再び上値を試す展開に。堅調なダウ平均を横目に一時149.77円まで買われた。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.0868ドルと24時時点(1.0879ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。追加利下げ決定が見込まれる欧州中央銀行(ECB)定例理事会を明日に控え、上値の重さが継続した。一時1.0866ドルまでユーロ安ドル高が進んだ。
 ポンドドルもつれ安となり、再び1.30ドルを割り込む場面があった。ただし、欧州序盤につけた日通し安値1.2983ドルを前に下げ渋った。

 ユーロ円はもみ合い。2時時点では162.74円と24時時点(162.78円)と比べて4銭程度のユーロ安水準。1時30分前に162.89円まで買われるも、ユーロドルの重さに引きずられて上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.88円 - 149.77円
ユーロドル:1.0866ドル - 1.0901ドル
ユーロ円:162.12円 - 162.89円


(小針)
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