ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、もみ合い

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では149.23円と22時時点(149.08円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。10月米ニューヨーク連銀製造業景気指数の下振れを受けて一時149.00円付近まで下げたあとは149.34円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは限定的だった。米国株や日経平均先物の下落に伴う円買い・ドル売りが入ると148.94円付近まで下押しした。もっとも、売り一巡後は再び買い戻しが優勢となり、149.27円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0902ドルと22時時点(1.0910ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると一時1.0917ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0942ドルが目先レジスタンスとして働くと上値が重くなった。

 ユーロ円は24時時点では162.70円と22時時点(162.65円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だったが、米国株安に伴うリスク回避の円買いが優勢になると一時162.34円と日通し安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.85円 - 149.84円
ユーロドル:1.0885ドル - 1.0917ドル
ユーロ円:162.34円 - 163.44円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。