ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では149.93円と24時時点(149.84円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。150円を前に上昇の勢いは緩んだものの、米株高を眺めながら地合いの強さは継続された。149.80円付近を下押し水準に、再び149.90円台までじり高となった。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0901ドルと24時時点(1.0914ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。根強い欧州金利先安観が重しとなり、1.0901ドルまでユーロ安に傾いた。また、ドル/スイスフランも24時前に0.8642フランまで上昇し、その後も0.8630フラン台を中心としたドル高フラン安水準で推移している。

 ユーロ円は上昇一服。2時時点では163.44円と24時時点(163.54円)と比べて10銭程度のユーロ安水準。弱含んだユーロドルの影響を受け、163.36円近辺まで上値を切り下げる場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.98円 - 149.96円
ユーロドル:1.0901ドル - 1.0942ドル
ユーロ円:162.81円 - 163.60円


(小針)
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