ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、もみ合い

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では148.71円と22時時点(148.58円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。9月米消費者物価指数(CPI)や前週分の米新規失業保険申請件数など、本日発表の米経済指標が強弱入り混じる内容となったため、相場は方向感が出なかった。
 なお、グールズビー米シカゴ連銀総裁は「インフレは予想通り」と述べたほか、バーキン米リッチモンド連銀総裁は「インフレは正しい方向に向かっている」との見解を示した。

 ユーロ円は弱含み。24時時点では162.43円と22時時点(162.62円)と比べて19銭程度のユーロ安水準。米国株相場や日経平均先物の下落に伴う円買い・ユーロ売りが入ると、一時162.23円と日通し安値を付けた。

 ユーロドルは頭が重い。24時時点では1.0922ドルと22時時点(1.0945ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、一時1.0914ドル付近まで押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.30円 - 149.55円
ユーロドル:1.0910ドル - 1.0955ドル
ユーロ円:162.23円 - 163.61円


(中村)
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