ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。24時時点では149.14円と22時時点(148.90円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが先行すると、7日の高値149.13円を上抜けて一時149.18円まで上値を伸ばした。なお、8月16日の高値149.35円や15日の高値149.39円がレジスタンスとして意識される。

 ユーロドルは弱含み。24時時点では1.0948ドルと22時時点(1.0957ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇などを材料にユーロ売り・ドル買いが進むと、一時1.0940ドルと日通し安値を付けた。

 ユーロ円は小高い。24時時点では163.27円と22時時点(163.15円)と比べて12銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時163.45円と本日高値を付けたものの、ユーロドルの下落につれた売りが出ると伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.01円 - 149.18円
ユーロドル:1.0940ドル - 1.0981ドル
ユーロ円:162.39円 - 163.45円

(中村)
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