ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では149.45円と24時時点(149.23円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。24時前から見られた買い戻しの流れが続いた。ダウ平均の下げ幅縮小や米10年債利回りの低下一服も支えに、本日安値をつけた後の戻り高値となる149.48円付近まで買われた。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.0889ドルと24時時点(1.0902ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤とNY序盤に1.0910ドル台の重さを確認したことで、再び下値を試しやすくなった。根強い欧州金利先安観も背景に、1.0890ドル割れまで下押しした。

 ユーロ円はもみ合い。2時時点では162.73円と24時時点(162.70円)と比べて3銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルに挟まれて方向感が出づらく、162.70円台を中心に上下した。
 ほか、カナダドル円が108.34円前後まで持ち直した。NY序盤には、弱い9月カナダ消費者物価指数(CPI)を受けて一時107.71円まで売られる場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.85円 - 149.84円
ユーロドル:1.0885ドル - 1.0917ドル
ユーロ円:162.34円 - 163.44円


(小針)
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