今日の株式見通し=堅調か ダウ平均は最高値を更新しドル円は150円台に乗せる
東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とナスダックが上昇し、S&P500が下落した。ダウ平均は161ドル高の43239ドルで取引を終えた。9月小売売上高が市場予想を上回るなど経済指標が良好で、ソフトランディングに対する期待が高まる中、概ね堅調に推移した。ただ、10年債利回りが大きく上昇したことからS&P500やナスダックは終盤に萎んでおり、S&P500はほぼ横ばいながら下落した。為替市場ではドル高(円安)が進み、ドル円は足元150円10銭近辺と150円台に乗せている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて105円高の39205円、ドル建てが205円高の39305円で取引を終えた。
ダウ平均が連日で史上最高値を更新し、為替は円安に振れている。エヌビディアなど米国の半導体株はプラスで終えている銘柄が多い。また、欧州ではECB理事会で政策金利の0.25%引き下げが決定されており、英独仏の主要指数は上昇している。これらの動きを好感して、日本株には買いが入ると予想する。決算発表待ちの状況で売買は盛り上がりに欠けると思われるが、良好な外部環境を受けて、売りの方がより手控えられる公算が大きい。CME225先物に寄せて39000円台を回復した後は、プラス圏で落ち着いた動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39000円-39400円。
ダウ平均が連日で史上最高値を更新し、為替は円安に振れている。エヌビディアなど米国の半導体株はプラスで終えている銘柄が多い。また、欧州ではECB理事会で政策金利の0.25%引き下げが決定されており、英独仏の主要指数は上昇している。これらの動きを好感して、日本株には買いが入ると予想する。決算発表待ちの状況で売買は盛り上がりに欠けると思われるが、良好な外部環境を受けて、売りの方がより手控えられる公算が大きい。CME225先物に寄せて39000円台を回復した後は、プラス圏で落ち着いた動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39000円-39400円。