インド、中国との国境合意後も投資制限を継続
インドは中国とのヒマラヤ国境でのパトロール合意後も、陸続きの国からの投資制限を維持すると発表。シタラマン財務相は「投資元を考慮せずに外国直接投資を受け入れることはできない」と述べた。2020年の国境衝突以来、インドは近隣国からの投資に対する審査を強化し、中国企業の参入を制限してきたが、中国からの輸入は56%増加し、貿易赤字は850億ドルに拡大している。この状況下での国境合意は、政治的・経済的関係改善への道を開く可能性があるが、インドは慎重な姿勢を維持している。
(越後)
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