インド中銀総裁、経済活動は堅調も慎重な金融政策を示唆
インド準備銀行(RBI)のダス総裁は6日、インドの経済活動が堅調であり、特に農業とサービス部門が好調だと述べた。一方で、インフレは依然として課題であり、次の金利決定は慎重に検討する必要があると指摘している。総裁は経済指標が混在しているものの、ポジティブな面がネガティブな面を上回っていると評価。しかし、食品価格の上昇によりインフレ率が加速しており、10月のインフレ率は「非常に高い」と予想している。RBIは先月、成長率予測を7.2%に据え置き、金融政策スタンスを「中立」に緩和したが、ダス総裁は即座の利下げを否定した。
(越後)
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