ロシア経済、成長鈍化も高金利で過熱懸念

 ロシア中央銀行は6日、2024年第4四半期のGDP成長率を2-3%と予測し、第3四半期の3.2%から鈍化する見通しを示した。2022年に縮小したロシア経済は、現在ウクライナ紛争に関連する政府の大規模な軍事支出に依存しているが、経済の過熱を警戒する中央銀行は先月25日に政策金利を2.00%引き上げ21%とした。これはプーチン大統領の統治初期以来の高水準であり、ロシア経済は政府支出による成長と高金利政策のバランスを取る難しい局面に直面している。

(越後)
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