欧州外国為替市場概況・22時 ドル円 一段高

 6日の欧州外国為替市場でドル円は一段高。22時時点では154.41円と20時時点(154.00円)と比べて41銭程度のドル高水準だった。米大統領選でトランプ氏の勝利が確定し、米金利上昇・ドル高の流れが継続。米10年債利回りは4.47%台まで上げ幅を拡大し、ドル円は154.46円まで上値を伸ばした。ダウ先物が1350ドル超高まで大幅高になった動きも支えとなった。

 ユーロドルは再び売りに押される。22時時点では1.0687ドルと20時時点(1.0746ドル)と比べて0.0059ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が一段と上げ幅を拡大した動きを眺めながらドル買いが再燃。1.07ドル大台を割り込むとストップロス売りも巻き込んで売りが加速し、1.0683ドルまで6月27日以来の安値を更新した。

 ユーロ円は22時時点では165.03円と20時時点(165.48円)と比べて45銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の堅調な動きが支えとなるも、ユーロドルの下落につられる格好となり164.93円まで安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.30円 - 154.46円
ユーロドル:1.0683ドル - 1.0937ドル
ユーロ円:164.93円 - 165.99円

(金)
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