欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、売り一服

 4日の欧州外国為替市場でドル円は売り一服。22時時点では151.81円と20時時点(151.81円)とほぼ同水準だった。米10年債利回りが4.27%台まで低下幅を拡大すると一時151.54円と本日安値を付けた。もっとも、10月25日安値の151.46円が目先のサポートとして意識されると151.80円台まで下げ渋っている。なお、米国は先週末から冬時間に移行しており、株式相場のオープンは23時30分からとなる。

 ユーロドルは上値が限定的。22時時点では1.0904ドルと20時時点(1.0901ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の大幅低下を手掛かりに一時1.0915ドルまで日通し高値を更新したが、NY勢の本格参入を前に一段高の展開にもならなかった。

 ユーロ円は22時時点では165.54円と20時時点(165.49円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。151円台半ばを中心に方向感を欠いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:151.54円 - 152.63円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0915ドル
ユーロ円:165.22円 - 166.03円


(越後)
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