欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、戻り鈍い

 5日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。20時時点では152.25円と17時時点(152.27円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。米大統領選を控えた神経質なムードが継続。下値を探る流れは152.09円まででいったん落ち着いたものの、反発力は限定的。

 ユーロドルは底堅さ維持。20時時点では1.0894ドルと17時時点(1.0889ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。欧州入り以降のドル調整相場の流れで1.0898ドルまでじり高。ポンドドルも1.2986ドル、豪ドル/ドルは0.6622ドルまでやや上値を広げた。

 ユーロ円はもみ合い。20時時点では165.86円と、17時時点(165.80円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルのじり高もあって、165.93円まで小高く推移。しかし、戻りが鈍いドル円の動向を反映した円の強含みを重しに下押すなど、165円後半レンジの動きが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.09円 - 152.54円
ユーロドル:1.0873ドル - 1.0898ドル
ユーロ円:165.41円 - 165.93円

(関口)
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