欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 8日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では152.37円と20時時点(152.17円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。152.14円を底に米10年債利回りが低下幅を縮めると押し目買いが入り152.54円付近まで持ち直している。ただ、反発力は弱く、この後も米金利の動向を睨みながらの神経質な展開が想定される。

 ユーロドルは小動き。22時時点では1.0771ドルと20時時点(1.0778ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。NY勢が参入し始めても動意は薄く、1.07ドル台後半での推移が続いている。

 ユーロ円は22時時点では164.12円と20時時点(164.02円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。163.89円を底にやや買い戻しが入るなど総じてドル円につれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:152.14円 - 153.37円
ユーロドル:1.0761ドル - 1.0807ドル
ユーロ円:163.89円 - 165.43円


(越後)
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