ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、戻り鈍い

 8日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは戻りが鈍い。4時時点では1.0707ドルと2時時点(1.0709ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。2時過ぎに1.0687ドルまで下げ幅を広げた後、いったんは1.0719ドル付近まで下値を切り上げたものの、その後は再び1.0700ドル前後まで押し戻された。独政局不安などの影響もあってユーロのさえない動きが続いており、ユーロポンドは0.8292ポンドまで本日安値を更新した。

 ドル円は強含み。4時時点では152.69円と2時時点(152.58円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。買い戻しの勢いは限られたものの、対ユーロなどで進んだドル買いの流れに沿って152.80円台まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は4時時点では163.48円と2時時点(163.40円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。2時過ぎに163.21円まで本日安値を更新したが、その後は売りも一服した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.14円 - 153.37円
ユーロドル:1.0687ドル - 1.0807ドル
ユーロ円:163.21円 - 165.43円

(岩間)
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