欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、小幅の買い戻し

 13日の欧州外国為替市場でユーロドルは小幅の買い戻し。22時時点では1.0631ドルと20時時点(1.0615ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。1.0594ドルまで年初来安値を更新したが、昨日に続いて1.06ドル割れでは底堅さも示し、前日比マイナス圏で推移する米10年債利回りの動きも手がかりに1.0643ドルまで買い戻された。ただ、1.0620ドル台に押し戻されるなど依然として上値は重い。

 ユーロ円は22時時点では164.70円と20時時点(164.52円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの買い戻しとドル円の底堅い動きを支えに164.79円までレンジ上限を広げた。

 ドル円は底堅い。22時時点では154.92円と20時時点(154.99円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下を眺めながらドル高にやや調整が入るも、売り戻しは154.75円近辺にとどめ底堅い動き。この後に10月米消費者物価指数(CPI)を控え、154円後半で値動きが落ち着いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.51円 - 155.24円
ユーロドル:1.0594ドル - 1.0643ドル
ユーロ円:164.06円 - 164.79円

(金)
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