欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、下げ渋り

 22日の欧州外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.0829ドルと17時時点(1.0836ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。小幅上昇スタートの独DAXが一転下落したことなどが重しとなったほか、ポンドドルの下落につれた面もあり1.0814ドル付近まで下げた。もっとも、本日安値割れに失敗すると1.0820ドル台まで反発している。
 なお、ポンドドルは一時1.2966ドルまで下落。英株が軟調に推移していることが材料視されたうえ、ベイリー英中銀総裁の講演がNYタイムに控えているとあって警戒感が高まった面もあったか。

 ドル円は方向感がない。20時時点では150.84円と17時時点(151.00円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。151円台では戻り売りなどが目立つ半面、下サイドも堅く150円台後半を維持している。

 ユーロ円は上値が重い。20時時点では163.34円と17時時点(163.63円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。欧州序盤に163.67円まで上げた後は欧州株安などが重しとなっている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.50円 - 151.10円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0838ドル
ユーロ円:162.83円 - 163.67円


(越後)
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