ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、再び弱含み

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は再び弱含み。4時時点では144.54円と2時時点(144.81円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。2時過ぎに144円後半の重さを確認すると、240ドル超安まで下げ幅を拡大したダウ平均を眺めながらドル売り円買い戻しの動きに。3時30分頃には144.51円まで下押した。

 ユーロドルは強含み。4時時点では1.1272ドルと2時時点(1.1256ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。全般ドルの地合いが弱くなるなか、3時過ぎに1.1280ドルまで日通し高値を更新した。昨日高値1.1288ドルを前に上昇一服も、下押し幅は限られた。
 他、ドル/カナダドル(CAD)が、1.3950CAD台を戻りの高値に一時1.3917CADまでドル安カナダドル高が進んだ。

 ユーロ円は伸び悩み。4時時点では162.94円と2時時点(163.00円)と比べて6銭程度のユーロ安水準。3時前に163.15円まで買われるも、東京午前につけた163.28円を目指す展開とはならず。マイナス幅を広げた米株主要指数が重しとなり、再び163円を割り込み、162.93円付近まで上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.10円 - 145.51円
ユーロドル:1.1218ドル - 1.1280ドル
ユーロ円:162.42円 - 163.28円


(小針)
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