欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、小安い

 14日の欧州外国為替市場でユーロドルは小安い。22時時点では1.0909ドルと20時時点(1.0922ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。今週の欧州中央銀行(ECB)理事会で追加利下げが見込まれるなか、足もとで金利先安観が後退しつつある米国との違いを意識した売りが出た。早朝につけた高値1.0942ドル手前で上値の重さを確認すると、1.0907ドルまで本日安値を更新した。

 ドル円はしっかり。22時時点では149.74円と20時時点(149.52円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。海外勢参入後からの買いの流れが続いているほか、対ユーロなどでドル高が進んだ影響もあり、8月1日以来の高値となる149.80円まで上昇。もっとも、節目の150円台が近づく中でその後は買いも一服となった。

 ユーロ円は22時時点では163.35円と20時時点(163.31円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。一時163.51円まで上昇したものの、その後はドル円の買い一服やユーロドルの下落につれて伸び悩んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.98円 - 149.80円
ユーロドル:1.0907ドル - 1.0942ドル
ユーロ円:162.81円 - 163.51円

(岩間)
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