東京外国為替市場概況・15時 ドル円、高止まり

 14日午後の東京外国為替市場でドル円は高止まり。15時時点では156.02円と12時時点(156.00円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。156円台に乗せてきても、本邦通貨当局からの円安を牽制する発言が聞かれないことや、米10年債利回りが4.47%台で高止まりしていることなどで、一時156.14円まで上値を伸ばした後、高値圏で推移している。

 ユーロドルは売り一服。15時時点では1.0547ドルと12時時点(1.0549ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ドル高の流れから一時1.0535ドルまでわずかに下値を広げたが、欧州勢の本格参入を前に売りは一巡している。

 ユーロ円は15時時点では164.55円と12時時点(164.57円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。午後は比較的落ち着いた動きとなっており164円台半ばでこう着している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.35円 - 156.14円
ユーロドル:1.0535ドル - 1.0569ドル
ユーロ円:164.09円 - 164.67円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。