ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロ円、じり高

 18日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円はじり高。2時時点では163.85円と24時時点(163.61円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。下落が先行したダウ平均も一時プラスに転じるなど米株が底堅さを示した。クロス円はリスク選好を意識した円安推移となり、ユーロ円は163.94円まで上値を広げた。

 ドル円は一時持ち直す。2時時点では154.78円と24時時点(154.80円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。クロス円が総じて円安推移となるなか、ドル円も円売りが優位に。一時155円台を回復した。しかし米10年債利回りが4.44%付近と低めに推移するなか戻りが鈍った。

 ユーロドルは底堅さ維持。2時時点では1.0586ドルと24時時点(1.0568ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。クロス円の上昇とともにドル円が155円台を回復した場面ではもみ合っていたが、米長期金利が低下気味となると持ち直した。1.0589ドルまで小高く推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.84円 - 155.36円
ユーロドル:1.0526ドル - 1.0589ドル
ユーロ円:162.27円 - 163.94円

(関口)
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