欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、年初来安値更新
22日の欧州外国為替市場でユーロドルは年初来安値を更新。20時時点では1.0429ドルと17時時点(1.0486ドル)と比べて0.0057ドル程度のユーロ安水準だった。仏・ユーロ圏の11月製造業・サービス業PMI・速報値は予想を下回り、独サービス業PMIも予想を下振れる結果となった。これを受け、欧州圏の景気悪化が懸念されると、ユーロドルは節目の1.04ドルを割り込んで2022年11月以来となる1.0335ドルまで下落。ただ、売り一巡後は1.04ドルを回復するなど荒い動きとなった。
ユーロ円は下落。20時時点では160.95円と17時時点(162.25円)と比べて1円30銭程度のユーロ安水準だった。17時過ぎに162.49円まで上昇して日通し高値を更新するも一時的となり、欧州景気不安を嫌気してユーロ売りが強まると159.93円まで売られた。もっとも、売りの勢いが一服すると160.80円台まで買い戻されるなど、ユーロドル同様荒い動きとなった。
ポンドドルは下落。11月英製造業PMIが景気判断の分岐点とされる50を割り込み、サービス業も予想を下回る結果となった事に反応してポンド売りが強まると、一時1.2487ドルまで下落して5月以来の安値を付けた。
ドル円は軟調。20時時点では154.32円と17時時点(154.72円)と比べて40銭程度のドル安水準だった。欧州景気悪化懸念を背景にユーロ圏の長期金利低下に連れて米長期金利も低下した影響を受け、154.20円台まで売られる場面が見られた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.97円 - 154.96円
ユーロドル:1.0335ドル - 1.0498ドル
ユーロ円:159.93円 - 162.49円
(川畑)
ユーロ円は下落。20時時点では160.95円と17時時点(162.25円)と比べて1円30銭程度のユーロ安水準だった。17時過ぎに162.49円まで上昇して日通し高値を更新するも一時的となり、欧州景気不安を嫌気してユーロ売りが強まると159.93円まで売られた。もっとも、売りの勢いが一服すると160.80円台まで買い戻されるなど、ユーロドル同様荒い動きとなった。
ポンドドルは下落。11月英製造業PMIが景気判断の分岐点とされる50を割り込み、サービス業も予想を下回る結果となった事に反応してポンド売りが強まると、一時1.2487ドルまで下落して5月以来の安値を付けた。
ドル円は軟調。20時時点では154.32円と17時時点(154.72円)と比べて40銭程度のドル安水準だった。欧州景気悪化懸念を背景にユーロ圏の長期金利低下に連れて米長期金利も低下した影響を受け、154.20円台まで売られる場面が見られた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.97円 - 154.96円
ユーロドル:1.0335ドル - 1.0498ドル
ユーロ円:159.93円 - 162.49円
(川畑)