ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、強含み
27日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは強含み。24時時点では1.0554ドルと22時時点(1.0528ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。米商務省が発表した7-9月期の米国内総生産(GDP)改定値は実質で前期比年率2.8%増と市場予想通りの結果となったが、同時に発表された個人消費とコアPCEが予想を下回ったためドル売りで反応。10月米耐久財受注額が予想より弱い内容となったことも相場の支援材料となり、一時1.0578ドルと日通し高値を更新した。
なお、その後発表された10月米個人消費支出(PCE)は前月比0.4%上昇と予想の0.3%上昇を上回った。また、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視しているPCE価格指数(デフレーター)は、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターが前月比0.3%/前年比2.8%と市場予想通りの結果となった。
ドル円は弱含み。24時時点では151.34円と22時時点(151.48円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下に伴うドル売りが優勢になると、一時151.00円と10月22日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。
ユーロ円は24時時点では159.74円と22時時点(159.49円)と比べて25銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.00円 - 153.23円
ユーロドル:1.0474ドル - 1.0578ドル
ユーロ円:159.10円 - 160.71円
(中村)
なお、その後発表された10月米個人消費支出(PCE)は前月比0.4%上昇と予想の0.3%上昇を上回った。また、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視しているPCE価格指数(デフレーター)は、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターが前月比0.3%/前年比2.8%と市場予想通りの結果となった。
ドル円は弱含み。24時時点では151.34円と22時時点(151.48円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下に伴うドル売りが優勢になると、一時151.00円と10月22日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。
ユーロ円は24時時点では159.74円と22時時点(159.49円)と比べて25銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.00円 - 153.23円
ユーロドル:1.0474ドル - 1.0578ドル
ユーロ円:159.10円 - 160.71円
(中村)