ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、もみ合い

 28日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0549ドルと22時時点(1.0544ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。ビルロワドガロー仏中銀総裁が「12月に利下げする理由は十分にあり、規模についてはオープンな姿勢を維持すべき」と述べたことなどが相場の重しとなり、一時1.0530ドル付近まで下押ししたものの、日本時間夕刻に付けた日通し安値1.0528ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。

 ドル円は上値が重い。24時時点では151.52円と22時時点(151.76円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。米国市場が感謝祭の祝日で休場となる中、200日移動平均線が位置する152.00円が上値を抑える展開が続いた。

 ユーロ円は24時時点では159.84円と22時時点(160.02円)と比べて18銭程度のユーロ安水準。仏中銀総裁の発言を受けて一時159.57円付近まで値を下げたものの、東京時間に付けた日通し安値159.51円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。ユーロドルと似た動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.93円 - 151.95円
ユーロドル:1.0528ドル - 1.0570ドル
ユーロ円:159.51円 - 160.34円


(中村)
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